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愛犬のための機能性おやつ・食事ケア

犬のおやつで食いつきが良い素材とは?小型犬が好きな食材・ドッグフードの種類を徹底解説

「おやつを買ったのに愛犬の食いつきが良くない…」その原因は、人間では細かく嗅ぎ分けることが難しいドッグフードの香りにあるかもしれません。

人間にとっても、犬にとっても食材の香りは食欲を掻き立てる要素ですが、ワンちゃんの場合、香りが強すぎても実はダメなんです。

犬の食いつきを左右する4つの要素

  • 犬には「好きな香り」と「そうじゃない香り」を嗅ぎ分ける
  • 「食べるジャーキー」と「食べないジャーキー」の違いは食材の香りにある
  • 香りが飛ばない天然素材の方を犬は好みやすく、ジャーキーなどは特におすすめ
  • 飼い主がドッグフードを与えるときの「特別感」を演出することで食いつきが変わることがある

上記のように、小さな子どもが食事をしないときに、美味しそうな見た目を工夫したり、香りが立ちやすいものを用意したりするように、犬の食いつきは大きく変化します。

意外に思われるかもしれませんが、飼い主が「ごちそう感」を演出することでも、犬の期待感が高まるので、いつものおやつやフードに反応しない場合は特別感を加えてあげるのも1つの方法です。

この記事では、犬が好む素材について紹介し、「小型犬向けおやつの選び方」「食いつきを変えるおやつのあげかた」を解説します。

【関連記事】愛犬の食べムラ解消!ご飯を食べない時におやつはどうする?小型犬が喜ぶ「魔法のトッピング」術

村瀬 由真: ペット栄養管理士・管理栄養士

記事の監修者

村瀬 由真: ペット栄養管理士・管理栄養士

動物栄養の記事執筆を中心に活動。動物看護師として子犬の食事指導やフード選びセミナーも開催経験あり。5匹のチワワと3匹の猫に囲まれ、日々の暮らしから得た実感を記事に込めています。管理栄養士の知識を「大切なペット」にも活かし、動物想いの人があふれる社会になるよう願いを込めて発信しています。

 

犬の本能が反応するおやつの素材とは

犬はトウモロコシや小麦を使ったごはんよりも、鹿肉や牛肉・鶏ささみを好む傾向があります。

そもそも犬の嗅覚は人間の約1万〜1億倍発達しており、人間が感じ取れない肉類のアミノ酸や脂質由来の香りを鋭敏に感知し、本能的に肉類を”エネルギー源”と知覚するからです。

 

狩猟本能が目覚める。犬が肉類を好む理由

  • 犬は味よりも香りで食べ物を判断する動物である
  • 犬の嗅覚は人間の数億倍とされ、微細な肉の香りも感知できる
  • 肉に含まれる動物性たんぱく質やアミノ酸の香りが食欲中枢を刺激する
  • 犬は肉食寄りの雑食動物であり、狩猟本能が香りに反応する
  • 鹿肉・牛肉・鶏ささみは本能を刺激するため食いつきが良い

犬が肉類を好む理由は、その香りにあります。

人間もご飯の香りにつられてお腹が空くことがありますが、実は犬も同じなんです。

犬の嗅覚は人間の数億倍優れていて、約1〜3Km離れていても風向きや環境条件によっては食べ物の香りを認識できると言われています。

つまり、言い換えれば、人間がほとんど感じないわずかな肉の香りでも、犬にとっては、はっきりとした“ごちそうのサイン”として届いているのです。

そのうえで、犬はもともと肉食寄りの雑食動物であり、狩猟本能を色濃く残している動物であるため、動物性たんぱく質やアミノ酸の香りに反応する習性があります。

だからこそ、鹿肉や牛肉・鶏ささみといった動物性たんぱく質が豊富で、自然な旨味と野性味のある香りを持つ肉類に強く反応するのです。

 

犬の「食べたい」を引き出す3つの鍵

要素 内容 食いつきへの影響
香り 肉由来の脂質やアミノ酸が放つ揮発性成分 嗅覚を刺激し食欲中枢に働きかける
水分量 水分を含み香りが立ちやすい状態 匂いが広がり食べたい気持ちを高める
硬さ 薄切り・柔らかめなど犬の口に合う形状 噛みやすく安心して食べられる

犬の食いつきを左右する要素として上記の表のように「香り」「水分量」「硬さ」が挙げられます。

おやつの香りと聞くと「食材の匂い」を連想させるかもしれませんが、実はそれだけではありません。

犬の好む香りには動物性たんぱく質やアミノ酸が含まれており、その上で食材の香りを大きく左右するのが水分量です。

例えば椎茸と干し椎茸を比較した場合、干し椎茸のほうが香りと旨みが強いですが、これと同じ理屈でドライフードの粒よりも、ジャーキーのような干した肉の方が香りも旨味も強く、食いつきにムラがあるワンちゃんに好まれがちです。

ただし、犬用おやつとしてメジャーなジャーキー。中には、ジャーキーをあげても食べないワンちゃんもいるのですが、その原因は食材の「硬さ」と「香り」が関係しています。

 

硬さ?香り?犬がジャーキー食べない本当の理由

犬が硬すぎるジャーキーを食べない原因は、硬さと香りにあります。

食感のある歯応えを高めようとして乾燥を強めにした場合、水分が抜けすぎて硬くなり、ワンちゃんが噛み切れない原因になることもあります。

また、大量生産のジャーキーの中には、乾燥させ過ぎたことや開封後の酸化によって、ジャーキーの香りが弱くなっている商品もあり、次の5つのことには特に注意が必要です。

  • ジャーキーを食べない原因は「硬さ」と「香り」かもしれない
  • 水分が抜けすぎた固いジャーキーは犬が噛み切れず敬遠されやすい
  • ジャーキーの酸化によって肉本来の香りが弱まると食いつきは落ちる
  • 人工的な香料や保存料の匂いは犬の嗅覚に違和感を与え、食いつきが落ちる場合も
  • 犬は自然な動物性たんぱく質由来の香りにこそ強く反応するので無添加・無香料のものが◎

そのためワンちゃんに合ったジャーキーを選ぶ際には、次のことに注意しながら、実際に飼い主さんがそのジャーキーを手で切れるぐらいの硬さのものを選び、保存料・添加物・香料などを使用しないものを意識しましょう。

ワンちゃんによって個体差がありますが、香りの強い商品を好まない子もいるからです。

特に犬は動物性たんぱく質由来の脂質やアミノ酸の香りに敏感なので、ワンちゃんに与えるジャーキーは、自然由来の肉の香りがするものが安心でおすすめです。

 

小型犬が噛み切れないジャーキーの厚みも合わせて知っておこう

小型犬は顎が小さく噛む力が強くないため、ジャーキーを与えても噛み切れない場合があります。

具体的には体重3kg程度の小型犬は5mm以上のジャーキーを噛み切れない傾向があります。

チワワやトイプードルなどの小型犬にジャーキーをジャーキーを与えるときには厚さは1〜2cm程度を目安に、ワンちゃんが誤飲しないよう、小さくちぎってゆっくり与えてください。

 

犬が好むのは自然なお肉から出る素材の香り

犬の食欲は”ドッグフードの香り”に左右されますが、香りが強ければ食いつくわけではありません。

犬の嗅覚は、添加物や保存料といった人工的な匂いとそうでないものの匂いを判別できます。

ワンちゃんが好むのは、自然由来のお肉から出るアミノ酸など旨味成分の香りです。

香りが強くても添加物が含まれているものは敬遠される傾向があります。

 

小型犬の食いつきを高めるおすすめのドッグフードと原材料とは

大型犬と比べて顎や口が小さい違いがある小型犬の食いつきを上げるために重要なのは、「高タンパク・低脂肪・消化しやすい・無添加」の4つです。

まず必要なのが香りです。犬は添加物や保存料の匂いを嗅ぎ分け、敬遠する傾向があり、天然由来の肉の香りがするような素材を選びましょう。

ただし、これは人間ではわからないので原材料の表示をしっかり確認した上で、無添加・無香料のものを選ぶことが大切です。

そのうえで、小型犬は大型犬に比べて顎の力が強くないため、硬すぎないものが向いています。

程よく歯ごたえがありつつも、しっかりと噛めるような硬さであり、かつ小型犬の胃腸の負担を増やしにくい消化しやすいものが、安心安全な「食いつきを高める素材」としておすすめです。

 

鹿肉は「脂質ひかえめ、栄養ぎゅっと凝縮」な高たんぱく素材

栄養成分(100gあたり) 鹿肉(赤身) 牛肉(赤身) 鶏肉(ささみ)
エネルギー 約110kcal 約170kcal 約107kcal
たんぱく質 約22〜24g 約19〜21g 約24.6g
脂質 約1〜3g 約10〜15g 約1g
鉄分 約3.0〜3.5mg 約2.5mg 約0.6mg

(栄養価 比較表)

鹿肉は粗タンパク質30%前後と栄養価が高く、脂質は牛肉より約5〜10%程度と控えめ。

鉄分は100gあたり約3〜4mgと牛肉、鶏肉よりも豊富。そのため、香りも強くなっています。

また、鹿肉の強みは栄養価だけではありません。

犬の食物アレルギーの多くは、長期間同じたんぱく質を取り続けたことによるたんぱく質への免疫の過剰反応で発生しますが、鹿肉を原材料にしたドッグフードはそれほど流通していません。

このため、犬の体が鹿肉を“初めて触れるたんぱく源(新奇たんぱく質)”として認識しやすく、アレルギー反応が起こりにくい傾向があります。

またドッグフードを切り替える際には、次の3つのことを心がけてください。

 

ドッグフードの移行は「すばやく・少しずつ」

  • ドッグフードを切り替える際は、最初は少量から始めて、愛犬の反応を確認する
  • ドッグフードを切り替えて問題がなければ、少しずつ量や回数を増やしていく
  • ドッグフードの切り替えは急に全部切り替えず、負担をかけないよう段階的に移行する

ドッグフードの切り替えは、少しずつ進めることが基本。

最初からすべて新しいドッグフードにいきなり切り替えるのではなく、まずは少量から少しずつ始めて、愛犬の反応を丁寧に確認しましょう。

数日少しずつ新しいドッグフードを与えて問題がなければ、量や回数を少しずつ増やしていくようにしてください。

またドッグフードの切り替え時には、ワンちゃんの体調の変化だけでなく、便の硬さや回数、食後の様子、食いつきなどにも気を配り、異変がないかどうかをしっかりと確認してあげてください。

 

食いつきはドッグフードの素材で決まる!愛犬満足の分かれ道

ドッグフードの香りの強さと質”がワンちゃんの食いつきの良い素材の第一条件です!

コラムの中でもご紹介しましたが、犬が基本的に好むのは素材本来の香りがする肉類です。

人間よりも嗅覚が発達しているワンちゃんは添加物や保存料で人工的に作られた匂いを嫌う傾向があり、そういったドッグフードは敬遠される傾向があります。

だからこそワンちゃんに与えるドックフードは香りも肉質も”天然”がおすすめなんです。

数ある肉を使ったドッグフードの中でもおすすめなのが、犬の狩猟本能を刺激する「十勝ぼっこの鹿肉ジャーキー」です。

十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは、北海道産エゾ鹿100%使用。完全無添加・無着色のナチュラルおやつで、低温乾燥により旨味と香りをギュッと凝縮。

犬の本能を刺激するワイルドな香りで、食いつきがよくなるワンちゃんが続出しており、SNSでも「これだけは食べた!」と話題になるほどの人気商品です!

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