ついつい“愛犬が喜ぶから”と、おやつのジャーキーを多めに与えていませんか?
健康意識の高い飼い主さんが選びやすい鹿肉ジャーキーは、栄養価が高くヘルシーなおやつです。よほど大量に与えなければ、「食べてすぐ」に体調を崩すような心配はほとんどありません。
しかし、与えすぎると内臓への負担や栄養バランスの偏りといったリスクがあるため、次の表の量を目安に与えることをおすすめします。
【体重別】鹿肉ジャーキーの適量目安(1日あたり)
| 犬の体重 | 1日の必要カロリー(目安) |
| 3kg | 約150〜180kcal |
| 5kg | 約250〜300kcal |
| 8kg | 約400〜480kcal |
| 10kg | 約500〜600kcal |
| 15kg | 約750〜900kcal |
| 20kg | 約1,000〜1,200kcal |
| 25kg | 約1,250〜1,500kcal |
この記事では、鹿肉ジャーキーの適量の目安だけでなく、なぜ「量」を意識して与える必要があるのか。
その背景にある鹿肉ジャーキーの与えすぎが、犬に与える健康への影響や、内臓への負担・栄養バランスといった観点からも詳しく解説します。
【関連記事】グレインフリー×鹿肉で変わる愛犬の健康!健康のためにグレインフリーがおすすめな5つの理由

記事の監修者
村瀬 由真: ペット栄養管理士・管理栄養士
動物栄養の記事執筆を中心に活動。動物看護師として子犬の食事指導やフード選びセミナーも開催経験あり。5匹のチワワと3匹の猫に囲まれ、日々の暮らしから得た実感を記事に込めています。管理栄養士の知識を「大切なペット」にも活かし、動物想いの人があふれる社会になるよう願いを込めて発信しています。
【犬の体重別】鹿肉ジャーキーの適量は?安心の与え方ガイド

おやつは、愛犬とのコミュニケーションやしつけに欠かせない時間ですが、適量を誤ると健康リスクに直結することもあります。
特に鹿肉ジャーキーのような高たんぱくな製品は、与え方を間違えると、せっかくの“ヘルシーなおやつ”が思わぬ体重増加や内臓への負担につながる可能性もあるのです。
大切なのは「年齢」「体重」「活動量」の3軸でバランスをとり、その犬にあった適量の鹿肉ジャーキーを与えることです。
鹿肉ジャーキーの体重別・年齢別目安量一覧表(1日あたり)
| 犬の体重 | 1日の必要カロリー(目安) | おやつ許容カロリー(10〜20%) | 鹿肉ジャーキー目安量 | 摂取カロリー(概算) |
| 3kg | 約150〜180kcal | 約15〜36kcal | 3〜6g | 約3.3〜6.6kcal |
| 5kg | 約250〜300kcal | 約25〜60kcal | 5〜10g | 約5.5〜11kcal |
| 8kg | 約400〜480kcal | 約40〜96kcal | 8〜12g | 約8.8〜13.2kcal |
| 10kg | 約500〜600kcal | 約50〜120kcal | 10〜15g | 約11〜16.5kcal |
| 15kg | 約750〜900kcal | 約75〜180kcal | 12〜20g | 約13.2〜22kcal |
| 20kg | 約1,000〜1,200kcal | 約100〜240kcal | 15〜25g | 約16.5〜27.5kcal |
| 25kg | 約1,250〜1,500kcal | 約125〜300kcal | 20〜30g | 約22〜33kcal |
上記の表はあくまで目安ですが、人間と犬ではそもそもの体のサイズが異なります。
そのため、ジャーキーの量は人間の感覚では「少なすぎる」と思えるかもしれませんが、犬にとっては十分な量だったりします。
また、運動量も「適量のジャーキー」を与える上で、意識して欲しいポイントです。
たとえば運動量が少ないシニア犬に、「ヘルシーだから」と鹿肉ジャーキーを多めに与えてしまうと、カロリーオーバーではなくても、消化器や内臓に余計な負担をかけてしまうことがあります。
特に犬は満腹中枢の働きが鈍く、満腹を感じるまでに時間がかかります。
そのため「もっと食べたい!」という愛犬のおねだりに負けて、ついつい多めに鹿肉ジャーキーを与えたいと思ってしまうこともあるでしょう。
ただ、そうした場面では、心を鬼にしてでも、表で示した適量を守ることが大切です。
鹿肉ジャーキーを与えすぎると、どうなる? 知っておきたい「食べ過ぎのリスク」

鹿肉ジャーキーは、一般的な市販の加工おやつ(ビスケット系・練り物系など)と比べて、高タンパク・低脂質で、アレルギーが出にくいという特性を持つ、比較的ヘルシーなおやつです。
特に穀物や添加物を避けたい犬や、体重管理が必要な子には重宝される存在です。
しかし、動物性タンパク質の密度が高く、脂質や糖質とのバランスが偏っていること、および製品によっては非常に硬い食感で咀嚼に負担がかかる場合もある食品です。
そのため与え方を間違えると、腎臓・肝臓・歯・食道に次のような負担をかけてしまう可能性があります。
鹿肉ジャーキーの与え方と与えすぎに注意したい3つの理由
- 腎臓への負担:老廃物の処理が過剰に
高タンパク質を代謝する過程で尿素などの老廃物が増え、腎臓に過度な処理負担がかかります。 - 肝臓への負担:栄養バランスの偏りが原因に
鉄や銅などのミネラル過多が肝機能を圧迫し、長期的には機能低下を招く恐れがあります。 - 歯や顎への負担:硬すぎる製品は要注意
咀嚼力の弱い犬に硬いジャーキーを与えると、歯の摩耗や歯茎へのダメージを引き起こします。
鹿肉ジャーキーは、ヘルシーで犬の健康に良いというポジティブな印象が強いおやつです。
しかし、「与え方」次第では、犬の内臓や口腔に負担をかけてしまう可能性があります。
まず、鹿肉ジャーキーは他の牛や豚などのジャーキーに比べると脂質が少なく高タンパクであることから、代謝の過程で尿素などの老廃物が多く発生しやすい食品です。
これらの老廃物を処理する腎臓には大きな負担がかかるため、与えすぎることで腎機能に無理が生じ、老廃物の排出が追いつかず、慢性的な疲労や腎障害につながるリスクが高まります。
特に、腎機能がまだ発達途中の子犬や、加齢によって内臓機能が低下しやすいシニア犬には与えすぎないように注意が必要です。
これらの犬に鹿肉ジャーキーを与える際は、適量を守り、体調や便の状態を見ながら調整することが大切です。
鹿肉ジャーキーも与えすぎると犬の肝臓への負担になることも
鹿肉には鉄が3.9〜7.7mg、銅が0.15〜1.0mg(100gあたり)と、他の肉類に比べて高い含有量があります。
これらのミネラルは本来、体に必要な栄養素ですが、継続的に過剰摂取されると、特に銅は肝臓に蓄積されやすくなる傾向があり、内臓に負担をかけやすいのです。
| 食材 | 鉄 (mg) | 亜鉛 (mg) | 銅 (mg) | 参照データ/部位 |
| 鹿肉 (ニホンジカ/エゾシカ 赤肉・生) | 3.4~7.7 | 2.9~3.8 | 0.15~1.0 | ニホンジカ赤肉/エゾシカ赤肉 |
| 牛肉 (赤肉・生) | 1.5~4.5 | 4.0~4.5 | 0.08~0.13 | 和牛もも赤肉、輸入牛もも赤肉、輸入牛リブロース赤肉など |
| にわとり肉 (もも皮なし/ささみ・生) | 0.3~0.6 | 1.0~1.8 | 0.04~0.06 | 若どりもも皮なし/ささみ |
健康な犬の肝臓であれば、摂取した銅を排泄・貯蔵する働きがありますが、代謝機能が未熟な子犬や機能が低下しているシニア犬などは、処理能力を超えることで肝細胞に炎症や壊死を引き起こすリスクがあることは覚えておきましょう。
なお、鹿肉ジャーキーも適量を与えていたり、軽度の食べすぎ程度であれば、すぐに深刻な影響が出ることは、ほぼありません。
ただし、毎食のように大量に与えている場合は、腎臓同様に肝臓の栄養バランス調整機能が維持できなくなり、結果的にQOL(生活の質)を下げる原因となるため注意が必要です。
硬すぎる鹿肉ジャーキーは小さい犬の口腔トラブルの原因になることも!
鹿肉ジャーキーは噛む習慣を促す優れたおやつですが、硬すぎる製品は小型犬や子犬にとってリスクとなります。
特に7ヶ月未満の子犬は歯が未発達で咀嚼力が弱く、丸飲みによる誤飲・喉詰まり・消化管障害を引き起こす可能性があります。
また、まだ小さく歯が弱い仔犬にとっては硬すぎるタイプの鹿肉ジャーキーは乳歯の損傷や歯茎の炎症など、口腔トラブルの原因にもなり得ます。
鹿肉ジャーキーに限ったことではありませんが、子犬の口腔トラブルやリスクを避けるには、年齢や咀嚼力に応じて対応することが大切です。
硬さが気になるおやつは、あらかじめ細かくカットしたり、ぬるま湯などの水分でふやかすなどして、やわらかくしてから与えるようにしましょう。
だからこそ与えるなら十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーを!国産・無添加の鹿肉ジャーキーを選ぶべき5つの理由
鹿肉ジャーキーを「適量」与えることは大切ですが、どんな製品を選ぶかで健康への影響はまったく異なります。
同じ量の鹿肉ジャーキーであっても、「国産・無添加」を選ぶことで、愛犬の内臓にかかる負担を最小限に抑え、栄養の吸収効率を高めることができるからです。
輸入品の鹿肉ジャーキーの中には、中国産を中心に、過去に犬や猫の大量死や健康被害が報告された例があります。
これらの製品は、原材料の衛生管理や品質の透明性が不十分であるケースも少なくなく、安全性に懸念が残ります。
また、保存料や酸化防止剤といった化学添加物が使用されている製品も多く見られます。
犬の体は人間よりも小さく、肝臓や腎臓の代謝機能も異なるため、これらの添加物をうまく分解・排出できず体内に蓄積しやすいという特徴があります。
その結果、添加物を含む鹿肉ジャーキーを与えていた場合、内臓疲労の慢性化や、皮膚トラブル(アレルギー反応)の誘発、さらには発がん性のある物質(BHAやニトロソアミン類)への曝露といった、長期的な健康リスクが懸念されます。
このような理由から、愛犬の健康維持を第一に考えるのであれば、輸入品や添加物入りの製品は慎重に選ぶか、国産・無添加の十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーのような製品を選ぶ必要があるといえるでしょう。
出典:中国産食材「おやつジャーキー」で犬猫が大量死の謎…材料偽装か、米で大騒動、当局警戒
国産・無添加の十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーを与えるメリット
- 鹿肉本来の栄養(高タンパク・低脂肪・ビタミンB群)を無添加でしっかり保持
- 完全無添加(保存料・香料・着色料ゼロ)で内臓負担を軽減
- 北海道産エゾ鹿100%、製造過程の透明性が高く衛生管理も徹底
- 低温乾燥製法により、栄養価・旨味・安全性を高水準で両立
- 噛むことで満足感・ストレスケアにもつながる適度な硬さ
犬の肝臓や腎臓は人間よりも繊細なため、保存料や香料が少量でも長期間にわたって摂取されると、内臓に慢性的な負担をかける恐れがあります。
特にシニア犬やアレルギー体質の犬は、代謝機能が低下していたり感受性が高いため、その影響を受けやすく無視できません。
だからこそ、国産・無添加のおやつを選ぶことが大切ですが、中でも「十勝ぼっこ」の鹿肉ジャーキーがおすすめです。
北海道産の野生エゾ鹿を使用し、狩猟から製造まで全工程が明確。保存料・着色料・香料も一切不使用で、発がん性物質のリスクも抑えられています。
さらに、手で簡単にちぎれる程よい硬さのため、咀嚼力の弱い犬や子犬・シニア犬にも与えやすいのも十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーをワンちゃんに与えるメリットです。
適量のジャーキーをワンちゃんに与えるなら、十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーにしませんか?

「愛犬には健康的なおやつを選びたい」——そんな飼い主の思いに応えるために、この記事では鹿肉ジャーキーの適量や与え方、そして品質の見極め方について解説してきました。
特に、鹿肉ジャーキーの量や選び方によって、内臓への負担やアレルギーのリスクが大きく変わるという点で、びっくりされた方もいるかもしれませんね。
だからこそ、毎日安心してワンちゃんに与えて欲しいおやつが、「十勝ぼっこ」の鹿肉ジャーキーです。
十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーが選ばれる5つの理由
- 北海道産エゾ鹿100%。抗生物質やホルモン剤の心配がない野生素材のみを使用
- 狩猟から加工まで一貫体制。誰がどう作ったかまで追える高いトレーサビリティ
- 保存料・香料・着色料ゼロ。完全無添加で内臓への負担を限りなく軽減
- 低温乾燥製法で栄養も香りもそのまま。発がん性物質リスクも回避
- 食いつき抜群&噛み応えあり。噛むことで満足感とストレス軽減もサポート
鹿肉ジャーキーを選ぶ際には、「国産・無添加」だけでなく、“誰がどう作ったか”まで見える商品を選ぶことで、愛犬に安心して与えられるおやつを選ぶことができます。
また、十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは、愛犬の健康を第一に考える飼い主さんにこそ、自信をもっておすすめできる理由がたくさんあります。
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