うちの仔犬にも、そろそろおやつを与えてみたい。でも「いつから?」「どれくらい?」「どれを選べば?」と、わからないことだらけで足踏みしてしまう……。
まず知っておいてほしいのは、仔犬の月齢が5〜7ヶ月を過ぎて、歯や消化機能がある程度安定してからでないと、硬めのおやつは基本的に避けた方がよいということです。
そして、仔犬には成長スピードや体質に個体差があるため、一般的な目安だけに頼らず、与える前にかかりつけの獣医師に相談しておくことをおすすめします。
仔犬に鹿肉ジャーキーを与えるタイミングと安全な与え方
- 月齢5〜7ヶ月を過ぎてからがスタートの目安
- 最初のひとくちは耳かき1杯ほどのごく少量から与える
- 48時間は便・皮膚・嘔吐などをしっかり観察
- 複数の新しい食材は同時に与えず、1つずつが鉄則
この記事では「仔犬に鹿肉ジャーキーはいつから与えれば良い?」「どれくらいの量が安全?」「どんなリスクがある?」といった疑問に対して、ペット栄養士の知見や最新の実例をもとに、わかりやすく解説します。
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記事の監修者
村瀬 由真: ペット栄養管理士・管理栄養士
動物栄養の記事執筆を中心に活動。動物看護師として子犬の食事指導やフード選びセミナーも開催経験あり。5匹のチワワと3匹の猫に囲まれ、日々の暮らしから得た実感を記事に込めています。管理栄養士の知識を「大切なペット」にも活かし、動物想いの人があふれる社会になるよう願いを込めて発信しています。
初めての鹿肉ジャーキー、「いつから与えていいの?」に本音で答えます!

気づけば月齢も進み、そろそろおやつを与えてもいい頃かも。
でも「ジャーキーって硬そうだし、うちの子にはまだ早いかな…」と迷っていませんか?
まず知っておいてほしいのは、ジャーキーを与える時期に絶対的な正解はないということです。
なぜなら、仔犬の成長には個体差があり、歯の生え変わりや顎の発達具合にもばらつきがあるからです。
ただし、鹿肉に限らずジャーキー系のおやつを始める一つの目安としては、永久歯への生え変わりが進む生後7ヶ月以降が安心とされています。
年齢別|鹿肉ジャーキーを与えてよいのはいつから?目安と注意点
| 月齢の目安 | 与えていいか | ポイントと注意点 |
| 生後~3ヶ月未満 | × 与えるべきではない | 消化機能が未発達で固形物に不向き。母乳または専用ミルクが基本。 |
| 生後3~5ヶ月 | △ 要注意 | 柔らかいトリーツで慣らす段階。与えるならごく少量で、加熱し細かくカットしたものを。鹿肉ジャーキーは硬さに注意。 |
| 生後5~7ヶ月 | ○ 条件付きで可 | 乳歯から永久歯への生え変わり期。噛む欲求が強まるが、歯や顎の発達には個体差あり。鹿肉ジャーキーを小さめにカットし、1日1回以下で様子を見る。 |
| 生後7~12ヶ月 | ◎ ほぼ問題なし | 消化力・咀嚼力が安定してくる時期。十勝ぼっこのような無添加・低脂質の鹿肉ジャーキーを、体重に応じた量で習慣的に取り入れることが可能。アレルギーチェックは継続。 |
| 成犬(1歳以降) | ◎ 積極活用推奨 | 成犬期は嗜好性・栄養バランスを意識。高たんぱく・低アレルゲンな鹿肉は継続的なおやつ習慣に最適。歯の健康・噛む楽しさ・ストレスケアとしても役立つ。 |
上記の表にあるように、愛犬の成長は個体差がありますが、早い子では生後5ヶ月頃から、遅くとも7〜12ヶ月の間には「口の中」も成犬へと変化していきます。
この時期になると仔犬の口の中の乳歯が抜け、永久歯が生えそろい、顎の力も安定してくるからです。
では、なぜそれ以前にジャーキーを与えるべきではないのでしょうか?
理由は明確で、仔犬の歯と顎、そして消化器の未成熟さにあります。
生後〜5ヶ月までに硬いエサやジャーキーを仔犬に与えてはダメな理由
- 仔犬は顎の力がまだ弱く、硬いおやつを噛み切れずに喉詰まりや誤飲のリスクが高まる
- 乳歯が抜ける前に硬いものを与えると、仔犬の歯や歯茎を傷つける可能性がある
- 仔犬は消化酵素の分泌がまだ不安定なため、乾燥した高タンパクなおやつは消化に負担がかかる
- 仔犬は内臓が未発達なため、消化不良や下痢などの胃腸トラブルを引き起こす可能性がある
生後5ヶ月までの仔犬に、硬いエサやジャーキーを与えるのは上記の理由から、避けるべきでしょう。
この時期の仔犬は、まだ乳歯が残っており、顎の力も未発達、硬いものを噛もうとすると、歯や歯茎を傷つけるだけでなく、噛み切れずに誤飲・喉詰まりのリスクが高まります。
さらに、消化器官もまだ未成熟で、胃腸で分泌される消化酵素の分泌量が少ないため、高タンパクで乾燥したジャーキーは消化に時間がかかり、仔犬の内臓への大きな負担になり兼ねません。
こうした仔犬の内蔵への負担は、将来的な胃腸トラブルや食欲不振の原因につながります。
人間で例えるなら、離乳食を食べている赤ちゃんに、大人と同じラーメンや焼肉を与えるようなもの。歯にも、口にも、胃にも、腸にも無理をかけてしまい、仔犬にとって大きなダメージになってしまいます。
だからこそ、生後5ヶ月までは、水分量が多くやわらかいパピー用フードやトリーツを選び、仔犬の体をしっかり守りましょう。
仔犬の初めての鹿肉ジャーキー、ちょっとずつが大切な理由とは?

鹿肉ジャーキーは、高タンパクで消化に優れた素材として注目されていますが、それでも仔犬にとっては“初めての食材”であることに変わりはありません。
仔犬は、免疫バランスや腸内環境がまだ不安定なため、少しの刺激にも敏感に反応することがあります。
慣れない食材を急に取り入れることで、体調を崩しやすくなるリスクがあるのです。
また、鹿肉はアレルゲンになりにくいとされますが、すべての犬にとって安全とは限りません。ごくまれに、鹿肉を口にしたことで下痢や嘔吐、拒食、アレルギー反応が起こることもあります。
だからこそ、初めて仔犬に鹿肉ジャーキーを与えるときは、「少しずつ」が鉄則です。
初めて仔犬に鹿肉ジャーキーを与えるとき5つの注意点
- 一度に多く与えず、最初はごく少量からスタートすること
- 食後の様子(便の状態・嘔吐・かゆみ)を48時間は観察すること
- 一緒に新しいフードやおやつを複数与えないこと
- 乾燥状態や硬さに応じて、小さく割って与える工夫をすること
- 鹿肉が初めての子には、獣医に相談のうえで与えるとより安心
仔犬の体はまだ未発達で、食材への反応が予測しづらく、鹿肉ジャーキーのような新しいおやつは慎重に始める必要があります。
まずはごく少量から与え、体調の変化(便の異常・嘔吐・かゆみなど)を少なくとも48時間観察しましょう。
また、複数の新しい食材を同時に与えると原因の特定が難しくなるため、基本は1種類ずつ与えることが大切です。
鹿肉ジャーキーに限らず、ジャーキー系や少し硬めのおやつを与える際には、喉詰まりや誤飲に注意し、小さく割るなどの工夫をしましょう。
なお、月齢や仔犬の口腔の発達に不安がある場合は、事前に獣医へ相談しておくとより安心ですよ。
仔犬にジャーキーを与えるとき、少量+48時間観察が大切な理由
- いきなり多く与えると、仔犬の体が慣れずに消化不良や嘔吐を引き起こすリスクがある
- 少量ずつ与えることで、仔犬の体への影響を最小限にしながら安全性を見極められる
- 便の状態・食欲・皮膚のかゆみなど、変化に気づける観察期間が確保できる
- アレルギー反応は遅れて出ることもあるため、48時間は様子を見るのが基本
- 何かあったときに、原因食材を特定しやすくなるメリットがある
仔犬の体はまだ未発達で、消化器官や免疫バランスも不安定です。
そのため、鹿肉ジャーキーに限らず、初めて与える食材は、いきなりたくさん与えず、耳かき1杯分程度のごく少量から始めましょう。
そして、与えた後は最低48時間、愛犬の様子を丁寧に観察してください。
便が緩くなっていないか、食欲は落ちていないか、体をしきりに掻いていないかなど、些細な変化を見逃さないことが大切です。
そうした小さな変化が、仔犬と食材との相性を見極める重要な手がかりになります。
また、アレルギーや消化トラブルは、摂取から数時間〜翌日にかけて遅れて現れることもあります。
だからこそ「変化がないから大丈夫」と判断するのではなく、「変化が出ないかを見るための時間」として、48時間の観察期間を設けることが必要です。
新しいおやつは“ひとつずつ”が鉄則。その理由、ちゃんと知っていますか?
新しいおやつを買ってきた日、あれもこれも食べさせてあげたいという気持ちになるのは、飼い主として当然のことです。
でも、体が未発達な仔犬にとっては、その“良かれと思ったこと”が原因で、取り返しのつかない事態を招くことがあります。
仔犬の消化器や免疫機能はまだ発展途上であり、少しの刺激にも敏感に反応します。
この時期に複数の新しい食材を一度に与えてしまうと、何か体調に異変があったときに、どの食材が原因だったのかを特定できなくなってしまうのです。
たとえば下痢、嘔吐、かゆみ、拒食――これらの症状が出たとき、原因がわからないと対処も遅れ、結果的に愛犬の負担を長引かせてしまうことになります。
また、一度に多くの味や食感を与えられた仔犬は、混乱して食事への警戒心を持つようになることもあります。
味と食感の“情報過多”が、食べない子をつくってしまう理由
- 食べ慣れない味が重なることで「何を食べたかわからない」状態になりやすい
- 味覚や嗅覚の混乱により、本来の食事にも不信感を抱くようになる
- 不安から食べる行動を避け、食欲不振のきっかけになる可能性がある
- 食べること自体がストレスとなり、拒食や偏食につながるケースもある
- 食事環境に不安を感じることで、飼い主との信頼関係にも影響を及ぼす
一度に多くの味や食感を与えられた仔犬は、味覚や嗅覚が混乱し、「これは食べても大丈夫なものなのか?」と不安を抱きやすくなります。
繊細な性格の子であれば、新しい刺激を過剰に受け取り、食事そのものに対して警戒心を持つようになることもあります。
人間の赤ちゃんであれば、栄養バランスを整えるために、さまざまな食材を少しずつ取り入れることが推奨されますが、仔犬の場合は発達段階や消化能力が異なるため、同じようにはいきません。
その結果、本来であれば食べられるはずのフードまでも拒否するようになり、「うちの子、また食べない…」という日が続くこともあります。
こうした経験が積み重なると、食事の時間そのものがストレスになり、偏食や拒食が癖づいてしまう可能性も否定できません。
だからこそ、新しい食材は“ひとつずつ、時間をあけて”慎重に仔犬に与えることが大切です。
5〜7ヶ月を過ぎた成長期の仔犬に十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーを与えるメリット
十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは、成長期の仔犬にとって理想的な補助食のひとつです。
その理由は、大きく分けて「栄養バランス」と「安全性」の2点にあります。
まず栄養面では、鹿肉は高タンパク・低脂肪・低カロリーで、筋肉の発達や体づくりを内側から手助けします。
成長期の仔犬に十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーを与えるメリット
| 項目 | 内容 |
| 栄養バランスの補完 | 鹿肉は高タンパク・低脂肪・低カロリーで、筋肉や代謝、免疫の発達に貢献します。 |
| アレルギー予防対策 | 牛・鶏に比べアレルゲンになりにくい“新奇タンパク源”として有効。 |
| 食いつきアップ | 鹿肉特有の香りが嗅覚を刺激し、偏食傾向のある仔犬の食欲をサポート。 |
| 安全性(無添加・国産) | 完全無添加・国産で、若齢犬の肝臓や腎臓に余計な負担をかけません。 |
上記のように、十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは、栄養面でも安全性の面でも成長期の仔犬に適したサポート食です。
加えて、エネルギー代謝を支えるビタミンB群や、元気な血液をつくる鉄分(ヘム鉄)も豊富。これらは成長期の活発な仔犬にとって欠かせない栄養素です。
さらに安全性の面でも、十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは完全無添加・国産仕上げ。
香料や保存料を一切使っておらず、体への負担が少ないだけでなく、十勝の野山で育ったナチュラルな鹿肉だけを使っているので、将来的なアレルゲン対策にも◯
栄養と安心を両立できる十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは、仔犬の成長期のサポート食として、非常に理にかなった選択肢と言えるでしょう。
十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーで月齢5〜7ヶ月を過ぎた仔犬の成長と健康をサポートしよう!

この記事では、成長期に差し掛かる仔犬に与える食事やおやつの注意点、そして与えるタイミングについて解説してきました。
あわせて、なぜ仔犬に十勝ぼっこの「鹿肉ジャーキー」が栄養面・安全性の両面から理想的なおやつと言えるのか、その理由もご紹介しました。
ある程度、身体や歯・口腔、内臓の機能が安定してきた生後5〜7ヶ月の仔犬にとって、鹿肉ジャーキーは消化に優れ、高タンパクで低アレルゲンな点からも、成長と健康をしっかりサポートできるおやつです。
なかでも「十勝ぼっこ」の鹿肉ジャーキーは、完全無添加・国産仕上げで安心して与えられるので、仔犬の初めてのおやつとして非常におすすめできます。
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