愛犬の体重が少しずつ増えてきたとき、何から見直せば良いのか、迷う方も多いかもしれません。
ごはんの量は、管理しているつもりだし、運動も工夫している、なのに体重が全然変わらない。
――その原因の1つに、「何気なくあげているおやつ」があることをご存知でしょうか?
愛犬のダイエットにおいて、見落とされがちなのが「おやつの質と選び方」です。
実は、毎日与えるおやつが体重増加に影響していることが少なくありません。
主食の量を調整しても、おやつに脂質やカロリーが多ければ、努力が無駄になってしまうことも、これは人間も犬も同じですね。
おやつを変えるだけ!“食事制限しすぎないダイエット”が目指せる鹿肉ジャーキー
- 鹿肉は高たんぱく・低脂肪・低カロリーで体重管理に適している
- 嗜好性が高く、ダイエット中でも犬が満足感を得やすい
- 食いつきが良いため、無理な我慢をさせずにダイエットをサポートできる
- おやつの質を変えるだけで、食事制限に頼らない管理を目指せる
鹿肉は、高たんぱく・低脂肪・低カロリーという特性を持ち、ダイエット中のわんちゃんでも罪悪感なく与えられるおやつ素材です。
実際、鹿肉100gあたりのカロリーは約110kcal前後で、鶏ささみ(約120kcal)、牛肉(約250kcal)などと比べてもカロリーが控えめ。
さらに、不飽和脂肪酸や鉄分、ビタミンB群など、健康維持に欠かせない栄養素も豊富に含まれており、体の内側から代謝を助け、筋肉量を維持しながら健康的な体重管理をサポートします。
また、鹿肉は脂質が少なくアレルゲンになりにくい新奇タンパク源であることから、肥満傾向にあり、かつ皮膚トラブルや胃腸が弱いわんちゃんでも安心して与えられる、安全性の高い食材でもあります。
【関連記事】グレインフリー×鹿肉で変わる愛犬の健康!健康のためにグレインフリーがおすすめな5つの理由

記事の監修者
村瀬 由真: ペット栄養管理士・管理栄養士
動物栄養の記事執筆を中心に活動。動物看護師として子犬の食事指導やフード選びセミナーも開催経験あり。5匹のチワワと3匹の猫に囲まれ、日々の暮らしから得た実感を記事に込めています。管理栄養士の知識を「大切なペット」にも活かし、動物想いの人があふれる社会になるよう願いを込めて発信しています。
鹿肉は低カロリーだけど栄養満点!犬にとっての「美味しい」が詰まった食材です
| 食材 | カロリー (kcal) | 脂質 (g) | たんぱく質 (g) |
| 鹿肉 | 126 | 5.2 | 22.6 |
| 鶏ささみ | 107 | 1.1 | 24.6 |
| 牛赤肉 | 176 | 10.7 | 21.3 |
上記の比較表を見てわかるように、鹿肉はカロリー・脂質ともに低く、それでいて高たんぱく・高鉄分・ビタミンB群が豊富というバランスの取れた食材です。
人間のダイエット食にも選ばれる鶏のささみもたしかにヘルシーで、わんちゃんのダイエット向きの食材ですが、鉄分や栄養素の点では鹿肉に軍配が上がります。
また牛肉は栄養価が高い反面、脂質とカロリーが高く、そもそもダイエット向きの食材ではありません。
高タンパク・低脂質・低カロリー。3拍子揃った鹿肉は、ダイエット中の愛犬にもってこい
- 鹿肉は126kcal、牛赤肉176kcal。鹿肉は牛より約28%低カロリーで、減量期の主菜に最適。
- たんぱく質は鹿肉22.6g、鶏ささみ24.6gで同水準。高たんぱく食として筋肉維持と回復に有効。
- 脂質は鹿肉5.2g、牛赤肉10.7g。鹿肉は牛の約49%で、摂取カロリーと体脂肪の増加を抑える。
- 鉄分は鹿肉3.4mgで3種中最多。牛赤肉2.8mg、鶏ささみ0.6mgに比べ、鉄摂取に最も有利。
- たんぱく/脂質比は鹿肉約4.3、牛約2.0、鶏ささみ約22.4。効率良く満腹感と体調管理に役立つ。
「ダイエット中に与えるお肉は、鶏むね肉で十分なのでは?」そう思っている飼い主さんも多いかもしれません。
確かに、鶏肉や牛肉は良質なたんぱく源です。
しかし、鶏むね肉だけに頼りすぎてしまうと、鉄分やビタミンB群などの代謝を助ける栄養素が不足しやすくなるほか、食事の香りや噛み応えが物足りず、満足感を得にくいというリスクがあります。
その結果「体重は落ちても、元気がなくなる」「毛ヅヤが悪くなる」など、本来大切にしたい“愛犬の健康”そのものが損なわれてしまうこともあるのです。
だからこそ、ダイエット中に本当に大切なのは、脂肪を抑えながらも栄養をしっかり摂ること。
そして、“食べる満足感”を失わせずに続けられることです。
【関連記事】犬用鹿肉ジャーキーのカロリーを牛・鶏と徹底比較!低カロリー&高タンパクな鹿肉の魅力
鹿肉に含まれる栄養素はダイエット中のわんちゃん向き!
鹿肉には、ビタミンB群と鉄分が豊富に含まれており、これらの栄養素は、筋肉を維持しながら脂肪を落とす理想的な体づくりに欠かせません。
ビタミンB群は、脂質や糖質をエネルギーに変える働きがあり、ダイエット中にこそ積極的に摂りたい栄養素です。
同じく鹿肉に多く含まれる鉄分は、血液中の酸素を運ぶ役割を担い、持久力や疲労回復にも関係する大切な栄養素。
長めの散歩や軽い運動を取り入れながら体重管理をしたい場合、こうしたビタミンB郡と鉄分、この2つの栄養素がきちんと摂れる鹿肉は非常に相性が良い食材といえるでしょう。
また、運動量が落ちがちなシニア犬にとっては、栄養をしっかり補いながら余分な脂肪を控えられる食材が理想のため鹿肉は、そういった意味でも適しています。
鹿肉はその香りから犬の食満足度を高めやすい!
鹿肉のもうひとつの魅力は、“香りの強さ”と“食いつきの良さ”にあります。嗅覚の鋭い犬にとって、野生由来の鹿の香りはたまらないごちそうです。
鹿肉は野生動物由来のため、犬の嗅覚を刺激する特有の香気成分(脂肪酸・揮発性化合物)を多く含み、家畜肉よりも鹿肉などのジビエ肉のほうが犬の摂食反応が高いことも報告さてれています。
さらに鹿肉ジャーキーは適度な硬さがあり、犬が「よく噛む」ことで得られる満足感が大きいのもポイントです。
犬にとって“噛む”行為は、単なる食事以上にストレス発散や脳の活性化にもつながる大切な行為です。
つまり、鹿肉ジャーキーは「香りで食欲を刺激し」「噛み応えで満足感を得られる」という二重のアプローチによって、愛犬のダイエット中でも“我慢させずに満たせる”おやつとしておすすめできる商品なのです。
【関連記事】肥満が気になる犬にジャーキーはおすすめ?十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーで目指せる愛犬の美味しいと健康の両立
食べたいのに食べられないは"愛犬”にとっても大きなストレス!

そもそも、“食べたいのに食べられない”という状況は、犬にとっても人間にとっても大きなストレスです。
わんちゃんは、「これはダイエットのため」と理解して、自分を律することができません。
人間だって、「ダイエットしよう!」と思って食事制限を完璧にやり切れる人が、どれだけいるでしょうか?
だからこそ、愛犬のダイエットを考えるときも「おやつを減らす」「食べさせない」という我慢の選択ではなく、いつものおやつを低カロリーな鹿肉ジャーキーに“置き換える”というアプローチがおすすめなのです。
その中でも特におすすめなのが「十勝ぼっこの鹿肉ジャーキー」です。
なぜ「十勝ぼっこの鹿肉ジャーキー」が犬の置き換えダイエットに最適なのか?
- 高タンパク・低脂肪で、筋肉を保ちながら理想の体型を目指せる
- 嗜好性が高く、食事制限中でも「満足感のあるおやつ」が叶う
- 無添加・エゾ鹿100%なので、体にやさしく安心して与えられる
- 噛みごたえがあり、少量でも満腹感を得やすく与えすぎを防げる
- ヒューマングレード品質で、毎日与えるものとして信頼できる
「ダイエットのためにおやつは控えたい。でも、嬉しそうに食べる姿も見たい」そんな飼い主さんにこそおすすめなのが、十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーを使った“置き換えダイエット”です。
十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは、低温乾燥でじっくり仕上げているため、他の鹿肉ジャーキーよりも香りが豊かで、食いつきも良いと飼い主さんから評判です。
また、北海道の猟師が責任をもって処理したエゾ鹿を使用し、ヒューマングレードかつ完全無添加な商品なので毎日与えても、わんちゃんの身体に負担がかかりにくいのも自信を持っておすすめできる理由のひとつです。
もちろん、手でしっかり千切れるほどの、ほどよい硬さがあるため、犬にとっても食べ応えも十分。
愛犬自身がしっかり噛んで満足できるので、少量でも「満足するダイエット」が続けやすいのも十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーの大きな魅力なのです。
「いつ・どれくらい・どう与える?」鹿肉ジャーキーをダイエットに活用する与え方のコツ
- 年齢・体重に応じて1日あたりのカロリー摂取量の5〜10%を目安に与える
- 通常のおやつを置き換える形で与えると、摂取カロリーを無理なく管理できる
- 食が細い犬にはミンチ状にしてフードにふりかけると食いつきが良くなる
- 与える時間帯は「運動後」や「食間」など空腹時の満足感を高めやすいタイミングがベスト
- 食べ過ぎを防ぐために「ちぎって与える」「手から与える」などの与え方に工夫を加える
置き換えのコツは、「ただ与える」のではなく、“目的”と“量”を意識して与えることにあります。
理想は1日1〜2回。通常のおやつの代わりに与えるだけでOKです。
また与える量は体重5kgの成犬であれば、1日10gを上限に、朝と夕に5gずつに分けるだけでも十分な栄養と満足感が得られます。
体重5kgの成犬における鹿肉ジャーキーの目安量
| 用途 | 1回あたりの量 | 回数 | 1日あたりの上限 | カロリー換算(約) |
| おやつ代用 | 約25g | 2回(朝・夕) | 約50g | 約330〜400kcal |
体重5kgの成犬なら、1日のカロリー目安は約330〜400kcal前後。
そのうちのおやつ枠(10%前後)を鹿肉ジャーキーに置き換えるなら、先にもお伝えしたように与える鹿肉ジャーキーの量は「40g〜50g以内」で与えるのが良いでしょう。
朝と夕に20〜25gずつに分ければ、満足感を得ながらカロリーの偏りも防げます。
また、食が細くなった愛犬や、ダイエット用フードに抵抗がある子には、ミンチ状にした鹿肉ジャーキーをトッピングするのも効果的です。
鹿肉ジャーキーの犬の本能をくすぐる香りの強さが嗅覚と食欲を刺激し、「食べたい」という犬の気持ちを後押ししてくれるからです。
ただし、いくら鹿肉ジャーキーが低脂肪・高タンパクだからといって「与えすぎ」は禁物です!
どんな子に合う?鹿肉ジャーキーがぴったりなわんちゃんチェックリスト

この記事では、愛犬のダイエット中に鹿肉ジャーキーをおすすめする理由を、栄養面・嗜好性・与え方の工夫まで、幅広くご紹介してきました。
鹿肉ジャーキーは単に低カロリーな商品というだけではありません。
「美味しくて、続けやすくて、健康的」な選択肢として、ダイエット中のわんちゃんの“食べたいのに我慢しなければならない”というストレスをやわらげながら、満足感を得つつ体重管理もできる、理想的なおやつなのです。
十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーをおすすめしたいわんちゃんタイプ表
| 犬のタイプ | おすすめな理由 |
| アレルギー体質のわんちゃん | 十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーはエゾ鹿100%・完全無添加で、アレルゲンリスクを低減できる |
| ダイエット中で満足感を得にくい犬 | 高タンパク・低脂肪・低カロリーで満腹感が得られ、食べ応えもありストレスを減らせる |
| フードの食いつきが悪いわんちゃん | 野生由来の香りと嗜好性の高さで、フードへの食欲を引き出すトッピングとしても活用可能 |
| 高齢で運動量が落ちたシニア犬 | ビタミンB群や鉄分が豊富で、代謝や疲労回復をサポート。低カロリーなので過剰摂取の心配も少ない |
「美味しくて、続けやすくて、健康的」な選択肢としても鹿肉ジャーキーはおすすめですが、それだけではありません。
使用しているのは、北海道・十勝の自然で育ったエゾ鹿100%。添加物は一切使わず、猟師が1頭ごとに丁寧に処理した、安全で栄養価の高い鹿肉だけを使用しており、その安全性には自信があります。
「うちの子のために、鹿肉ジャーキーでダイエットを試してみたいけれど、口に合うか少し心配……」という方は、まず北海道産エゾ鹿肉の5種のおやつから自由に3つ選べる『5種から選べる3個セット』から試してみませんか?
