「せっかく用意したごはんを食べてくれない…でもおやつの袋を開ける音には反応する」
そんな愛犬の「食べない」に、ため息をついていませんか?
特に小型犬はグルメな子が多く、多くの飼い主さんがこの悩みを抱えています。
しかし、だからと言って、無理やり食べさせるのは辛いですが、人間の子どもと同じように「おやつだけでお腹を満たす」のはワンちゃんの健康面で絶対NGです!
この記事では、わんちゃんの食べムラの原因と、今日からできる「おやつの賢い活用法(トッピング術)」を解説します。
【関連記事】愛犬の体重が増える原因は何? 今日からできる肥満対策とおやつを使った健康管理のコツ

記事の監修者
村瀬 由真: ペット栄養管理士・管理栄養士
動物栄養の記事執筆を中心に活動。動物看護師として子犬の食事指導やフード選びセミナーも開催経験あり。5匹のチワワと3匹の猫に囲まれ、日々の暮らしから得た実感を記事に込めています。管理栄養士の知識を「大切なペット」にも活かし、動物想いの人があふれる社会になるよう願いを込めて発信しています。
目次
病気?それとも食べムラ?見極めのチェックポイント

次の表のようにワンちゃんに元気がなく嘔吐や下痢を伴う場合は、体の不調が隠れている可能性があり、早めの受診が必要です。
| 犬の様子 | 考えられる状態 | 飼い主さんの対応目安 |
| 元気がなく、ぐったりしている | 体調不良・病気の可能性 | 早めに動物病院を受診 |
| 嘔吐や下痢が見られる | 消化器トラブルの可能性 | 様子見せず受診を検討 |
| ごはんもおやつも食べない | 食欲不振・体調不良の疑い | 24時間以上続く場合は受診 |
| 元気はあるが、ごはんを残す | 食べムラ・環境要因の可能性 | 食事環境や与え方を見直す |
| おやつは食べるが主食を食べない | 選り好み(ワガママ)の可能性 | おやつ量・タイミングを調整 |
しかし、上記の表に該当せず、元気に動き回り、おやつだけはしっかり食べているという場合は、必ずしも体調不良とは限りません!
もしかしたら、それは「選り好み」や「わがまま」と言った、食べムラかもしれないからです。
小型犬の食べムラの理由
- 小型犬は少ないカロリーでも満腹になりやすい体の特性を持っている
- 体重3〜5kgの小型犬は、1日の必要エネルギー量が150〜300kcal前後と少ない
- 小型犬の体は「今は食べなくても問題ない」と判断しやすい傾向がある
- 小型犬は人の行動を観察し、食べないことで得をする経験を学習する
- 小型犬の食べムラは、代謝の特性と学習能力の高さが重なって起こる
小型犬に食べムラが多いのは、少ないカロリーで満たされやすく、食習慣が身につきやすいからです。
体重3〜5kgほどの小型犬は、成犬であっても1日に必要なエネルギー量が150〜300kcal前後と少なく、少量のフードやおやつでも満腹になりやすい傾向があります。
それに加えて、小型犬は人の行動をよく観察する習性があり、「ごはんを食べなければ、あとでおやつや別のフードが出てくる」という経験を繰り返すことで、食べないほうが得だと学習してしまうのです。
こういった小型犬ならではの体質と学習能力の高さが食べムラの原因につながっています。
ごはん食べないから、代わりにおやつはNG
またわんちゃんがごはんを食べないときにおやつだけで済ませるのはおすすめできません。
おやつは、主食に比べて脂質やカロリーが多いものが多く、主食の代わりに続けると栄養バランスが崩れ、病気を引き起こすケースがあり、次のようなリスクもあるのです。
- おやつを主食代わりに続けると、脂質・カロリー過多で栄養バランスが崩れやすい
- 栄養バランスの乱れは、肥満や内臓への負担など病気の原因になる
- おやつは主食ではなく、気持ちを落ち着かせたり、しつけに使う補助食である
- おやつを主食への誘導剤として使うことで、健康的な食生活につながる
おやつはあくまでわんちゃんの気持ちを落ち着かせるためや、しつけのときに使うべき補助食であり、人間の子どものおやつと同じく、健康を補助したり、主食をより美味しく食べられるようにするためのアイテムでもあるのです。
食べムラ解消!おやつで食欲スイッチを入れる

わんちゃんは人よりも嗅覚が発達しており、香りの強さや温度、食感の違いによって「食べたい」という気持ちが引き出されやすい動物です。
犬のこの習性を利用し、ごはんの与え方を工夫すれば「わんちゃんの食欲スイッチ」を刺激し、食べムラをなくせます。
食べムラ解消のポイントは「混ぜ方」「香り」「焦らし」の3つです。
食べムラ対策は混ぜ方が重要!トッピングの黄金比とは
食べムラ対策でおやつやトッピングを使う場合は、量よりも「混ぜ方」と「比率」が重要です。わんちゃんの主食はあくまで総合栄養食のフードであり、トッピングは補助的に使う必要があります。
基本となるトッピングの比率は主食9:トッピング1。
この比率にすると、わんちゃんがトッピングだけを選り分けにくくなり、自然と主食も一緒に口にしやすくなるため、栄養バランスを崩さずに食欲を引き出せます。
また、トッピングの置き方にも工夫があるとベスト。
おやつをフードの間に挟む、または器の底に敷くと、わんちゃんが本能的に掘り返しながら食べ、結果的に主食もいっしょに口にしやすくなります。
嗅覚を刺激!香りで食欲を引き出す
| 方法 | やり方 | 期待できる効果 |
| おやつを粉末にしてまぶす | おやつを細かく砕き、フード全体に均一にかける | フード全体に香りが行き渡り、選り分けを防ぎやすくなる |
| ぬるま湯でふやかす | 約30〜40℃のぬるま湯を少量加えて軽くふやかす | 自然に香りが立ち、食欲を刺激しやすくなる |
味ではなく食材の「香り」で食欲を刺激するのも、わんちゃんの食べムラ解消に効果的です。
犬の味覚は人の約5分の1程度といわれていますが、嗅覚は人の約1億倍ともいわれるほど優れています。そのため、味を変えるよりも香りを立たせる工夫のほうが、わんちゃんの「食べたい」本能を引き出しやすくなります。
具体的には、おやつを細かく砕いて粉末状にし、フード全体にまぶして香りを移す、フードを人肌程度(約30〜40℃)のぬるま湯で軽くふやかし、香りを立たせるといった方法が効果的です。
焦らし効果で食欲UP!食事を「ご褒美」にする
わんちゃんの食べムラ対策には、食事そのものの価値を高めるのも効果があります。
具体的には、次のような5つの方法があります。
- わんちゃんの食べムラ対策には、食事そのものの価値を高める関わり方が効果的
- 「待て!」を取り入れることで、食事前の期待感を高めやすくなる
- 少し待つ時間があると、わんちゃんはこれから良いことが起きると学習する
- 15分で食事を下げるルールは、いつでも食べられる状況を防ぐ
- 食事時間を決めることで、決まったタイミングで食べる習慣が身につく
特に「待て」を使って期待感を高めてからごはんを与える方法と15分待って食べなければ食事を下げるルールを取り入れる方法が効果的です。
わんちゃんは行動の結果を学習する動物であり、食事前に少し待つ時間があることで、「これから良いことが起きる」という気持ちが高まります。
また時間を決めて食事を下げると、わんちゃんが、「いつでも食べられるものではない」と理解し、決められた時間に食事を積極的に食べるようになります。
食べムラっ子に最適!食いつき抜群なおやつの選び方

食べムラがあるわんちゃんには、「食いつきが良いかどうか」よりも「目的に合ったおやつかどうか」を基準に選ぶことが重要です。
食べムラ対策で使うおやつは、あくまで主食へ導くための補助であり、食事の代わりになるものではありません。
そのため、わんちゃんの嗅覚を刺激できる香りがありつつ、少量でも使いやすく、栄養バランスを崩しにくいものを選ぶ必要があります。
この章では、食べムラ解消を目的としたおやつ選びの基準を解説します。
素材本来の香りがあるおやつがベスト
食べムラ対策に使うおやつは、チーズや甘味料の匂いではなく、肉や魚そのものが持つ自然な香りが強いものが適しています。
わんちゃんの嗅覚は非常に優れており、加工された甘い香りよりも、動物性たんぱく質由来の「野性味のある香り」に強く反応する習性があります。
素材本来の香りがするおやつは、少量でもフード全体に香りを移しやすく、主食への誘導に向いています。
高カロリーなおやつは、実は逆効果
実は食べムラ対策においてカロリーが高いおやつは適していません。脂質や糖質が多いおやつは、少量でも満腹感を与えやすく、わんちゃんが主食を食べる前にお腹が満たされてしまいますし、次のようなデメリットもあります。
- 高脂質・高糖質なおやつは、少量でも満腹になり主食を食べにくくする
- 高脂肪なおやつを続けると、栄養バランスの偏りや体重増加につながる
- 食べムラ対策には、低脂肪・高タンパクな鹿肉やササミが向いている
- 与える量は1回1〜3g程度に抑え、主食の邪魔をしないことが重要
食べムラ対策のつもりで、高カロリーなおやつを与えた結果、「ごはんは食べなくても大丈夫」とワンちゃんが認識しやすくなり、帰って食べムラを悪化させる原因になることも!
また、高脂肪なおやつを継続的に使うと、栄養バランスの偏りや体重増加にもつながりやすくなるので、食べムラ対策のおやつとしておすすめなのは鹿肉や鳥のササミなど低脂肪・高タンパクな食材がおすすめです。
特に、この2つの食材は脂質が控えめでありながら、香りも立ちやすく、わんちゃんの嗅覚を刺激しやすいので◯
ただし、与えすぎるとわんちゃんがお腹いっぱいになってしまうので、1度に与える量は1〜3g程度(小型犬の場合ひとつまみ〜小さじ1/2未満)に留めるようにしましょう。
小型犬の食べムラには「鹿肉ジャーキー」が最強

小型犬の食べムラ対策には、低脂肪・高タンパクで香りが強い「鹿肉ジャーキー」がおすすめです。
たくさん食べられない小型犬は、脂質やカロリーが高いおやつを使うと、それだけで満腹になってしまいます。
鹿肉は脂質が控えめで、タンパク質が豊富な赤身肉です。
細かく手で割いたり、砕いて粉末状にしたりしやすく、トッピングや香り付けとして使いやすいことから、主食へ誘導する目的のおやつに向いているんです。
鹿肉はわんちゃんの嗅覚を刺激するのにピッタリな5つの理由
- 鹿肉が持つ鉄分を含んだ独特の香りは、わんちゃんの食欲本能を強く刺激する
- 犬は嗅覚で食べ物の価値を判断し、赤身肉由来の血肉に近い香りに反応しやすい
- 鹿肉は脂肪が少なく、加工を最小限にしても香りが立ちやすい素材である
- 鹿肉ジャーキーを粉末にして使うことで、フードへの反応が大きく変わるケースがある
- 鹿肉の香りは、嗅覚と食欲を同時に刺激し、食べるきっかけを作る
鹿肉が持つ鉄分を含んだ独特の香りは、わんちゃんの食欲本能を強く刺激します。
犬は嗅覚で食べ物の価値を判断する動物であり、赤身肉由来の血肉に近い香りに強く反応する習性があります。
鹿肉は脂肪が少なく、加工を最小限にしても香りが立ちやすいため、「野生の獲物」に近い匂いを保ちやすい素材です。
実際に、普段ドッグフードを残しがちだったわんちゃんに対し、鹿肉ジャーキーを粉末にして少量ふりかけたところ、これまで口をつけなかったフードを完食した、という声もあります。
これは鹿肉の香りがわんちゃんの嗅覚と食欲を刺激したからでしょう。
【合わせてチェック】十勝ぼっこの鹿肉ジャーキー大好き! アンバサダーのわんこたち
鹿肉少量でしっかり栄養、量の調整も手軽にできる
一般的に、鹿肉は牛肉に比べてカロリーが約1/3とされており、脂質が控えめな一方で、鉄分は3倍以上含まれているといわれています。そのため、少量でも栄養を補いやすくい素材です。
鹿肉ジャーキーを手で割いたり、細かく砕いたりフードにまぶすことで、鹿肉特有の香りと栄養が全体に行き渡り、わんちゃんの食欲を刺激します。
鹿肉は体重管理しやすく、アレルギーも起こりにくい
- ダイエット中のわんちゃんや運動量が減ったシニア犬の栄養補助に向いている
- 食物アレルギーは、牛肉や鶏肉など日常的なタンパク源が原因になることが多い
- 鹿肉は摂取経験が少ない素材で、アレルギーが起こりにくい傾向がある
鹿肉は低脂肪・低カロリーでありながら、香りが立ちやすく嗜好性も高いため、食欲を刺激しつつ摂取カロリーを抑えられます。
このため、ダイエット中のわんちゃんや運動量が減ってきたシニア犬の栄養補助にも最適です。
また、わんちゃんの食物アレルギーは、牛肉や鶏肉など日常的に摂取してきたタンパク源に反応するケースが多く、それが食べムラの引き金になっているケースも少なくありません。
鹿肉はドッグフードに使われることが少なく、わんちゃんが口にする機会が少ない素材です。
この点から鹿肉はアレルギーが起こりにくい素材と言えます。
今日からできる「鹿肉トッピング」で食べムラを撃退
わんちゃんの食べムラは、香り・環境・おやつの使い方の見直しによって改善が見込めます。
嗅覚が発達した犬にとっては、味よりも香りが食欲のスイッチになります。
鹿肉は低脂肪・低カロリーでありながら、鉄分を含んだ野性味のある香りが立ちやすいため、わんちゃんの食欲を刺激しやすい素材で食べムラがひどい子も食欲があまりない子にも自信を持っておすすめできる商品です。
十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーは、北海道産エゾ鹿を100%使用し、完全無添加・無着色。さらに低温乾燥によって旨味と香りを凝縮しているため、少量でもフード全体に香りを移しやすく、「主食への誘導剤」にピッタリ!
わんちゃんの嗅覚にしっかり届くワイルドな香りで、食べムラがあるわんちゃんでも食いつきが良くなったという声が多く、SNSでも「これだけは食べた!」と話題になるほどの人気商品です。
さらに今なら、十勝ぼっこの人気鹿肉ジャーキーの中から自由に3つ選べる「5種から選べる鹿肉おやつ3個セット」が、5%割引&送料無料で購入できるチャンス!
ぜひこの機会に、十勝ぼっこの鹿肉ジャーキーで、愛犬の食べムラと体重管理を今日からやさしく整えていきませんか?
▶︎ その他の商品もチェック:十勝ぼっこ公式サイト


